汝が星に希望をかけよ

今日は卒業式でした。


答辞喋ってた男子が泣き始めて

何泣いてんの?^^
自分進路決まったと思って^^
まじリア充乙乙^^
つかお前誰だよ^^

ってご機嫌ななめだったけれど。



激励会でそんなの吹き飛んだ。

卒業式って感じしなかったけれど
激励会があって、やっと、
ああ、あたしはこの学校で良かった、
ありがとうって思った。

一年前も二年前も激励会には出て
勿論送る立場だったけれど
たるいなあ…ってしか思わなかった。

今年の在校生も殆どがそう思っていたのだろうけど、
卒業の立場からすればこの会がどんな意味を持つのかが痛いほど分かる。

最初で最後の「応援される側」

「もうあの苦しい目に合わないんだ」との思いは嬉しさや安堵ではなくて

何かが欠け落ちた感覚。
青春って青臭さがもう私たちからは消えてしまう。

無理矢理絶叫で歌わされた校歌。

懐かしいな。

在校生480人の絶叫。

受け止めきれずに後列に流れていく。


気持ちがよかった。

在校生はこれが何たるかを知らずに
口先のみ、やれ伝統だと喚く。

若いな。
来年、または再来年に彼らにも分かる時がくるんだ。


在校生に教えてやれんのは今日が本当に最後なんだから、と団長が言ったのは
毎年お決まりの台詞なのに…

あー…もう。